柳家 小せん(1代目)(読み)ヤナギヤ コセン

20世紀日本人名事典 「柳家 小せん(1代目)」の解説

柳家 小せん(1代目)
ヤナギヤ コセン

明治・大正期の落語家



生年
明治16(1883)年4月3日

没年
大正8(1919)年5月26日

出生地
東京市浅草区福井町

本名
鈴木 万次郎

別名
前名=麗々亭 柳松,柳家 小芝

経歴
明治30年麗々亭柳橋に入門し、柳松。33年師匠急逝のため柳家小さん門下に移り小芝、のち小せん。43年真打ち。梅毒白内障に悩んだが芸は突出しており、廓噺は絶品と評された。「居残り佐平次」「お茶汲み」などを得意とし、「柳家小せん落語全集」「廓ばなし小せん十八番」などが刊行されている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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