梅が香(読み)ウメガカ

デジタル大辞泉 「梅が香」の意味・読み・例文・類語

うめ‐が‐か【梅が香】

梅の花のかおり。 春》「―にのっと日の出山路かな/芭蕉
練りこうの名。
梅が枝田麩でんぶ」に同じ。

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世界大百科事典(旧版)内の梅が香の言及

【梅干し】より

… 梅干しは,クエン酸,リンゴ酸などを約4%含み,食欲増進,整腸などの効果がある。そのまま食べるほか,果肉を裏ごしにして梅が香(か),梅じょうゆ,梅びしおなどにし,また菓子にも用いる。梅が香は《合類日用料理指南抄》(1689)その他にも見られる料理で,梅肉を裏ごしして鰹節と合わせ,少量のしょうゆと酒で味をととのえる。…

※「梅が香」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」