海の正倉院(読み)ウミノショウソウイン

デジタル大辞泉 「海の正倉院」の意味・読み・例文・類語

うみ‐の‐しょうそういん〔‐シヤウサウヰン〕【海の正倉院】

古代文化財が豊富なところから》「沖ノ島」別称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の海の正倉院の言及

【沖島】より

…とりわけ鏡は舶載,仿製あわせて50面以上にものぼり,畿内第一級の古墳の副葬品にせまるものである。舶載品には朝鮮三国時代の馬具(杏葉,雲珠など),中国六朝時代の金銅製竜頭1対,ササン朝ペルシアのカットグラス,唐三彩長頸瓶などがあり,この島が古代大陸交渉に重要な位置を占めていたことを十分にうかがわせ,〈海の正倉院〉といわれている。また沖島の特殊な遺物として滑石製品と金銅製祭祀遺物がある。…

※「海の正倉院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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