潮吹き穴(読み)しおふきあな

世界の観光地名がわかる事典 「潮吹き穴」の解説

しおふきあな【潮吹き穴】

アメリカのハワイ州カウアイ島、ポイプビーチ近くのラワイロードの突き当たりにある穴。海に突き出た煙突のような溶岩の穴に波が激しく押し寄せ、大音響とともに20mほどの潮を吹き上げる。しぶきが七色の光を放つ、満潮の夕暮れ時が見ごろといわれる。駐車場の一角には露店が出て、貝殻細工のアクセサリーや木彫りの民芸品などを売っている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の潮吹き穴の言及

【海食洞】より

…海面下に沈水した海食洞もある。海食洞のなかには,天井部分にある弱線に波食で小孔がつくられ,時々海水を噴水のように吹き上げるものがあり,この小孔を潮吹き穴と呼ぶ。海岸【米倉 伸之】。…

※「潮吹き穴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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