無沙を打つ(読み)ブサヲウツ

デジタル大辞泉 「無沙を打つ」の意味・読み・例文・類語

無沙ぶさ・つ

不義理をする。義理を欠く。
「もの前に―・たぬやうに精出したがいい」〈黄・造化夢〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無沙を打つ」の意味・読み・例文・類語

ぶさ【無沙】 を 打(う)

借りたままにする。不義理をする。
浄瑠璃新版歌祭文お染久松)(1780)長町「きゃつが所はぶさ打ってある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報