硯の海(読み)スズリノウミ

デジタル大辞泉 「硯の海」の意味・読み・例文・類語

すずり‐の‐うみ【×硯の海】

硯で、墨汁をためておく、くぼんだ所。墨池ぼくち硯海けんかい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「硯の海」の意味・読み・例文・類語

すずり【硯】 の 海(うみ)

水や墨を貯えるために硯の一方にもうけられたくぼみ。硯池(けんち)墨池(ぼくち)
九州道の記(1587)五月一一日「もしほ草かく袂をぬらす哉硯の海の波のなごりに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android