袖時雨(読み)ソデシグレ

デジタル大辞泉 「袖時雨」の意味・読み・例文・類語

そで‐しぐれ【袖時雨】

袖に涙が落ちかかるのを、しぐれにたとえていう語。袖のしぐれ。
「月もかたぶく胸の闇、髪のおくれのばらばらと、子に迷ひゆく―」〈読・本朝酔菩提・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「袖時雨」の意味・読み・例文・類語

そで‐しぐれ【袖時雨】

〘名〙 悲しみの涙が流れて袖にかかるのを時雨にたとえていう語。袖のしぐれ。
※俳諧・枯尾花(1694)下「袖時雨南無あみだ仏趣向哉〈角蕉〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「袖時雨」の解説

袖時雨
そでしぐれ

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
明治25(大阪朝日座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android