裏設て・心設て(読み)うらまけて

精選版 日本国語大辞典 「裏設て・心設て」の意味・読み・例文・類語

うらまけ‐て【裏設て・心設て】

連語着物の裏を用意して。一説に、心待ちして。
万葉(8C後)七・一二七八「夏影の房(つまや)の下に衣裁つ吾妹(わぎも) 裏儲(うらまけて)吾がため裁たばやや大(おほ)に裁て」

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