跡を尋む(読み)あとをとむ

精選版 日本国語大辞典 「跡を尋む」の意味・読み・例文・類語

あと【跡】 を 尋(と)

(「とむ」は、尋ね求めるの意)
行先を尋ねる。あとを追う。
山家集(12C後)下「雪凌ぐ庵のつまをさし添へて跡とめて来む人を止めん」
② 昔のことや先人の事跡を尋ね求める。また、それに従って行動する。追随する。
※新古今(1205)雑中・一六四六「さがの山千代のふるみち跡とめて又露分くるもち月の駒〈藤原定家〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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