デジタル大辞泉 「先人」の意味・読み・例文・類語 せん‐じん【先人】 1 昔の人。前人。古人。「先人の英知に学ぶ」⇔後人こうじん。2 亡父。また、祖先。「真方正真風雅と云ふは予が―なるべし」〈孔雀楼筆記・二〉[類語]古人・前人 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「先人」の意味・読み・例文・類語 せん‐じん【先人】 〘 名詞 〙① 昔の人。前代の人。前人。古人。⇔後人。[初出の実例]「先人被レ申云。先参二御内裏一。依二御気色一可レ及二披露一也」(出典:江談抄(1111頃)一)「千有余年の沿革に由り先人の遺物を伝へて」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉緒言)② 亡父。また、祖先。[初出の実例]「辱行忝二先人一、陋名遺二後葉一」(出典:三教指帰(797頃)下)「此は先祖先人(せんジン)の、をや、をうぢ、ひをうぢゃなどのかたちを作りかいて、尊び、をがみ、うやまうぞ」(出典:詩学大成抄(1558‐70頃)一〇)[その他の文献]〔詩経‐小雅・小宛〕③ 先代の主君。先君。[初出の実例]「豈亡国の先人の為に、有徳の賢君を謀らんや」(出典:太平記(14C後)一八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「先人」の読み・字形・画数・意味 【先人】せんじん 祖先。亡父。また、昔の人。〔管子、大匡〕鮑叔曰く、先人言へるり。曰く、子を知るはに(し)くは(な)く、臣を知るは君にくはしと。字通「先」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報