デジタル大辞泉
「里人心地」の意味・読み・例文・類語
さとびと‐ごこち【里人心地】
田舎びて、卑しい気持ち。さとびごこち。さとびごころ。
「見知らぬ―には、かかる人こそは世におはしましけれと、驚かるるまでぞまもり参らする」〈枕・一八四〉
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さとびと‐ごこち【里人心地】
〘名〙 いなかじみた、
野卑な気持。優雅でない心。みやびではない心。さとびごころ。さとびごこち。
※枕(10C終)一八四「見知らぬさと人心ちには、かかる人こそ世におはしましけれと、
おどろかるるまでぞまもりまゐらする」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報