離州・離洲(読み)りす

精選版 日本国語大辞典 「離州・離洲」の意味・読み・例文・類語

り‐す【離州・離洲】

〘名〙 州に乗り上げた船が、州を離れて浮かぶこと。
神経病時代(1917)〈広津和郎〉七「C━艦も亦満潮を待って離洲したるが、損害意外に大なる見込みなり」

はなれ‐す【離州・離洲】

〘名〙 陸から離れている所にある州。
※現存六帖(1249‐50頃)「塩がれのひかたの浦のはなれすにたづぞ鳴くなる友よばふらし〈藤原為家〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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