世界大百科事典(旧版)内のβ-MSHの言及
【MSH】より
…ただ,ヒトの成人ではα‐MSHは存在しない。これまでヒトにおいてメラニン細胞刺激作用をもつホルモンとしてβ‐MSH(アミノ酸22個)が提唱されてきたが,最近の検討によれば,この物質は抽出操作中にβ‐リポトロピンから生じた人工産物であることが判明した。したがって,ヒトの場合には,メラニン細胞刺激作用をもつホルモンはβ‐リポトロピンとACTHである。…
※「β-MSH」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」