…作品はオペラ《ペピータ・ヒメネス》(1896),管弦楽曲《カタロニア》(1899)などもあるが,おおむねピアノ曲で,スペインの民俗音楽を素材にした独創的な楽曲が多い。中期までの比較的簡明な作品では《スペイン組曲》(1886‐96ころ),組曲《スペインの歌》(1895‐96ころ)がよく知られ,後期の複雑で高度な作品では《イベリア》全12曲(1906‐09)がピアノ音楽史上画期的な名作とされている。【浜田 滋郎】。…
…2度目の結婚で子どもが生まれ,ピアノ組曲《子供の領分》(1906‐08)を彼に書かせる。管弦楽のための《影像》第3集(1908‐12,《イベリア》を含む),歌曲集《ビヨンのバラード》(1910),ピアノのための《前奏曲集》第1集(1910)などがそれに続く。《前奏曲集》第2集(1913),秘跡劇《聖セバスティアンの殉教》の音楽(1911),バレエ曲《遊戯》(1912),《マラルメの三つの詩》(1913),ピアノのための《12の練習曲》(1915)では,いっそう新たな音響形態とその持続がたずねられ,異なる楽器の組合せによる3曲の《ソナタ》(1915‐17)には,フランス的な古典主義を志向する趣きもうかがえる。…
※「イベリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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