《一月一日》(読み)いちがつついたち

世界大百科事典(旧版)内の《一月一日》の言及

【替歌】より

… 第2次大戦中にはやった《愛国行進曲》の歌詞〈臣民われら皆共に 御稜威(みいつ)に副(そ)わん大使命〉が,〈臣民我等皆共に 水を飲んで大悲鳴〉と変えて歌われたが,権威ある者に生活,精神を圧迫されていると感じた人びとが,権威をナンセンスなものにしてしまう替歌によって,うさを晴らしていたことがうかがえる。また,元旦に宮中で行われる四方拝を祝う歌《一月一日》は,明治のころから小学校で元旦の式のときに歌うことにされていた。その歌詞〈年の始めのためしとて 終わりなき世のめでたさを……〉を,大正・昭和初期の小学生は〈豆腐の始めは豆である 尾張名古屋の大地震……〉と歌っていた。…

※「《一月一日》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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