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《大久保武蔵鐙》 おおくぼむさしあぶみ

世界大百科事典内の《大久保武蔵鐙》の言及

【宇都宮釣天井事件】より

…この長七郎のくだりを含めて宇都宮騒動物とする。実録本《大久保武蔵鐙(あぶみ)》がもとになり,歌舞伎では織田の世界にして,1794年(寛政6)正月大坂の角の芝居で《傾城青陽(はるのとり)》(辰岡万作作)が初演されたのが早い。のちに,この作の一場面が《馬切り》の称で独立,後世に伝わる。…

【大久保彦左衛門】より

…【煎本 増夫】 のちに大久保彦左衛門については,《三河物語》を種本として各種の実録本が編まれた。その一つが《大久保武蔵鐙(むさしあぶみ)》(成立年未詳)で,弱者を救い,将軍・大名らに苦言を呈する〈天下の御意見番〉としての人物像が作られた。阿部豊後守の隅田川乗切りや,矢代騒動処理の逸話等々,史実としては荒唐無稽だが,質朴剛健さを失った3代将軍の世に硬骨ぶりをおし通した痛快な老武士への享受者の共感を核として,後世の講談や立川文庫に与えた影響は少なくない。…

【三河物語】より

…成立は1626年(寛永3)と考えられるが,《三河記》《大久保忠教自記》《大久保彦左衛門筆記》などの別称で早くから写本が広く流布した。一心太助の登場する実録《大久保武蔵鐙(むさしあぶみ)》は,内容的には本書とはまったく無関係であるが,そこに見られる彦左衛門像は,本書に示された彦左衛門の性格から由来したものである。【高木 昭作】。…

※「《大久保武蔵鐙》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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