アイスボート(その他表記)iceboating

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アイスボート」の意味・わかりやすい解説

アイスボート
iceboating

帆 (セール) で進む氷上ヨット,およびそれを用いて行なう競技。アイスヨット ice yachtingともいう。 17~18世紀にラトビアオランダ,アメリカ合衆国などで湾や運河,川が凍結した際の輸送手段として用いられていたが,19世紀の中頃から富裕層のスポーツとして発展した。アメリカやヨーロッパに次々とアイスヨット・クラブが設立され,1928年にはヨーロッパ・アイスヨット連盟が創設された。当初の艇は木製の大型艇で,全長 21m,帆の大きさは 99m2もあった。日本では 1934年頃,慶應義塾大学ヨット部が初めて艇を作製した。近年の艇の標準サイズは全長 3.6m,帆の大きさは 5.6~7.4m2,1~2人乗り。艇体は十字型で,中央および両サイドに滑り金具をつける。中央の滑り金具 (ステアリングランナー) は舵の役割をする。スピードが出るため,時速 220kmの記録がある。競技には広い氷面が必要。アメリカ,カナダでは人気スポーツの一つ。

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世界大百科事典(旧版)内のアイスボートの言及

【アイスヨット】より

…アイスボートともいう。風の力を利用して氷上でボートを滑走させるスポーツ。…

※「アイスボート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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