アエリアヌス(その他表記)Aelianus, Tactius; Taktios Ailianos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アエリアヌス」の意味・わかりやすい解説

アエリアヌス
Aelianus, Tactius; Taktios Ailianos

2世紀に活躍したローマ在住のギリシアの軍事著述家。ギリシア名アイリアノス。 106年頃に『戦術論』 Taktikē Theōriaを著わし,マケドニアの用兵術や,軍事訓練について詳しく解説した。本書ビザンチンイスラムおよび 16世紀のヨーロッパの戦術に著しい影響を与えた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアエリアヌスの言及

【バガウダイ】より

…本来ケルト語で〈闘争者〉〈戦闘的なもの〉の意。歴史的には,ローマの重圧にあえぐ農民や牧人が,283年に属州ガリアのアルモリカで蜂起し,アマンドゥスAmandusとアエリアヌスAelianusを指導者として独立を宣言,自らバガウダイと名のったことが知られている。蜂起は4年後にローマ軍に鎮圧されたが,その後この地域でおこった反ローマ的民衆運動はバガウダイとよばれた。…

※「アエリアヌス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む