日本大百科全書(ニッポニカ) 「アカメフグ」の意味・わかりやすい解説 アカメフグあかめふぐ / 赤目河豚[学] Takifugu chrysops 硬骨魚綱フグ目フグ科に属する海水魚。日本固有種で、神奈川県三崎付近の太平洋側にのみ分布する。全長約27センチメートル。体はやや側扁(そくへん)し、体の背側は褐色で小黒斑(こくはん)が散在する。ヒガンフグと混同されていることが多いが、ヒガンフグにみられる皮膚の小瘤状(りゅうじょう)物がないので区別できる。[松浦啓一][参照項目] | フグ フグ科のおもな種類(2)〔標本画〕 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のアカメフグの言及 【ヒガンフグ(彼岸河豚)】より …フグ目フグ科の海産魚(イラスト)。アカメフグ(東京,館山,天草など),ナゴヤフグ(三崎)などの地方名があるが,日本特産のアカメフグF.chrysopsとは別種である。北海道内浦湾から,朝鮮半島,沖縄,中国の長江河口付近にわたって分布。… ※「アカメフグ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by