あなに(読み)アナニ

デジタル大辞泉 「あなに」の意味・読み・例文・類語

あな‐に

[感]強い感動を表す語。ああ、まことに。
「桜の花のにほひはも―」〈・一四二九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「あなに」の意味・読み・例文・類語

あな‐に

  1. 〘 感動詞 〙 ( 「あな」は感動詞、「に」は感動の助詞 ) 強く感動した時にいう。ああほんとうに。まことに。あやに。
    1. [初出の実例]「国のはたてに 咲きにける 桜の花の にほひはも安奈爾(アナニ)」(出典万葉集(8C後)八・一四二九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む