アニルッダ(その他表記)Aniruddha

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アニルッダ」の意味・わかりやすい解説

アニルッダ
Aniruddha

インド神話において,プラディユムナから生じ,ブラフマーを産んだといわれる神の名。アニルッダは宇宙的自我意識 (→アハンカーラ ) であるとされる。

アニルッダ
Aniruddha

16世紀頃のインド哲学者。『サーンキャ・スートラ』に対し,"Aniruddhavṛtti"という注釈を著わした。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアニルッダの言及

【十大弟子】より

…辺地では5人の師しかいなくても授戒する許可を仏から得た。(7)阿那律(あなりつ) サンスクリット語でアニルッダAniruddha。天眼第一。…

※「アニルッダ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む