アノマロカリス(その他表記)〈ラテン〉Anomalocaris

デジタル大辞泉 「アノマロカリス」の意味・読み・例文・類語

アノマロカリス(〈ラテン〉Anomalocaris)

《奇妙なエビの意》古生代カンブリア紀に登場した海棲の無脊椎動物。体節と櫂に似た鰭ひれのような構造が見られ、頭部に大きな鋏はさみ状の付属肢をもつ。体長は0.6~1メートル。カンブリア紀最大の捕食動物だったと考えられている。

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最新 地学事典 「アノマロカリス」の解説

アノマロカリス

学◆Anomalocaris

ラディオドンタ類の一属で,背腹方向に平らなアウトライン,少なくとも11の遊泳用のヒレ,3対の尾板によって特徴づけられる。これまでに2種A. canadensis,A. briggsiがバージェス動物群・澄江動物群から記載。このほかに少なくとも未記載の2種が知られている。A. canadensisは体長約1m,可動性の眼柄の先に複眼をもち,旋回能力をはじめ遊泳能力が高いのに対し, A. briggsiは体長約20cmで可動性のない複眼をもっていた。また複眼の形態の研究から,薄暗い環境に生息していたと考えられている。

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