最新 地学事典 「アマゾン・クラトン」の解説
アマゾン・クラトン
Amazon craton
南米プラットフォームの西半分を占める先カンブリア時代の地塊。一部は顕生代アマゾナス盆地堆積物に覆われ,周囲はパラグアイ-アラグアヤ造山帯に囲まれる。中央部にカラジャス鉱山を胚胎する始生代の地層が分布し,周辺には,順次若くなる原生代のマロニ-イタカイウナス(MaroniItacaiunas)・リオネグロージュルエナ(Rio Negro-Juruena)・ロンドニア(Rondonian)・スンサス(Sunsas)といった造山帯に囲まれる。中程度~高変成の複合変成岩地帯で,グリーンストーン帯・未変形の中性~珪長質の火山岩類・花崗岩類(一部はラパキビタイプ)・堆積岩類からなり,岩脈が貫く。
執筆者:W.Teixeira・和田 秀樹
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

