最新 地学事典 の解説
アルバニー-エスペランス-ダーリングたい
アルバニー-エスペランス-ダーリング帯
Albany-Esperance-Darling Belt
西オーストラリア,イルガン・クラトンの南西部を取り巻く原生代後期の変動帯。再変成を受けた始生代クラトンと原生代堆積岩起原の高度変成岩からなる。境界は剪断帯。同クラトンの岩石は一般に低変成度で南北性の構造を示すが,南部の海岸地帯Albany付近ではE-W方向,Esperance東方(Fraser地域)ではE-W~NE-SW方向に転じる。グラニュライト相に達する変成作用を受け,堆積岩源変成岩中のremnantsとして産出する。変成作用は19億~10億年前。Perth付近から西海岸に沿ってDarling断層以西にも同種の堆積岩源変成岩が分布。年代は10億~6億年前。
執筆者:加納 隆
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

