ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルペス・コチアエ」の意味・わかりやすい解説 アルペス・コチアエAlpes Cotiae 南部アルプス,フランス,イタリア国境上,スニ山からビゾ山にいたる部分をさした古代ローマの小属州名。ガリア人の首長コチウスが紀元前後にこの地に王国を創設,同王国はローマに従属したのちもアウグスツス帝により自治権を認められ,数部族を支配し,イタリア側のセグシオ (スサ) を首都としていた。コチウスの子のとき,ネロ帝によりローマに併合された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by