日本大百科全書(ニッポニカ) 「アルマジロトカゲ」の意味・わかりやすい解説 アルマジロトカゲあるまじろとかげarmadillo lizard[学] Cordylus cataphractus 爬虫(はちゅう)綱有鱗(ゆうりん)目ヨロイトカゲ科のトカゲ。危険になるとアルマジロのように丸くなって身を守るのが名の由来である。アフリカ南部に分布する。全長20センチメートル、頭部から尾部にかけて体背面はとげ状の硬い鱗板に覆われているが、腹面にはとげがない。そのため危険が迫ると体を丸め、長いとげが並ぶ尾を口にくわえ、弱い腹面の上に置いて身を守る。[松井孝爾][参照項目] | ヨロイトカゲ トカゲのおもな種類(2)〔標本画〕 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例