化学辞典 第2版 「アンチモニル」の解説
アンチモニル
アンチモニル
antimonyl
SbOX(Xはハロゲン,一価の陰イオン)を一種の塩とみなして,陽イオン性の基SbOをニトロシル化合物NOX中の陽性のニトロシル基NO,ホスホリル化合物PON中の陽性のホスホリル基POなどにならってアンチモニルと称したことがあるが,独立したSbO基は存在しないから,いまはこの名称は認められない.[別用語参照]塩化アンチモン
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報