アンティポディーズ諸島(その他表記)Antipodes Islands

改訂新版 世界大百科事典 「アンティポディーズ諸島」の意味・わかりやすい解説

アンティポディーズ[諸島]
Antipodes Islands

南太平洋南部,ニュージーランド南島の南東約560kmにあるニュージーランド領の無人島群。面積62km2,最高点402m。1800年にイギリス船が発見アザラシが多かったが,毛皮のための乱獲で激減した。現在は自然保護地域に指定されている。島名は,〈対心点〉すなわち地球反対側地点を意味し,その位置(南緯49°40′,東経178°50′)はロンドンの対心点に近い。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む