アンナボレーナ(その他表記)Annna Bolena

デジタル大辞泉 「アンナボレーナ」の意味・読み・例文・類語

アンナ‐ボレーナ(Annna Bolena)

ドニゼッティイタリア語によるオペラ。全2幕。1830年初演。16世紀英国を舞台に、国王ヘンリー8世と妃アン=ブリン愛憎を描いた作品

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のアンナボレーナの言及

【ルチア】より

… ドニゼッティの生前,イタリアでは政情不安定な世相を反映して〈恐怖オペラ〉や〈狂乱オペラ〉が流行したが,この《ルチア》はその種のオペラの典型であり,後半の〈ルチア狂乱の場〉が見せどころとなっている。この作品は,《アンナ・ボレーナ》や《愛の妙薬》とともにドニゼッティのオペラの最上の特質であるベル・カントの流麗な旋律によって今日も親しまれている。日本では,1918年に東京浅草の駒形劇場において原信子主演で一部分が紹介され,23年カーピ・イタリア歌劇団がほぼ全曲の初演を行っている。…

※「アンナボレーナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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