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舞台 ぶたい stage

翻訳|stage

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

舞台
ぶたい
stage

演劇や舞踊などを演じるために,観客席と区別して設けられる場所。古くは広場や小高い丘など自然の地形を利用したが,経済,文化の発展とともに,上演される機会もふえ,より高度な芸術性への要求も生じて,人工的な工夫の加えられた場所が設定されるようになった。

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舞台
ぶたい

演劇雑誌。 1930年1月から 40年 12月まで刊行。岡本綺堂が戯曲の発表機関として,門下生の「嫩 (ふたば) 会」会員の作品を中心に責任編集をした。戯曲誌として最も寿命の長い,かつ充実したもので,大村嘉代子額田六福北条秀司ら多数の作家を育成した。

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デジタル大辞泉の解説

ぶ‐たい【舞台】

演劇・舞踊・音楽などを行うために設けられた場所。ステージ。「―に上がる」「能―」「回り―」
1の上で行われる演技や演奏。「晴れの―をつとめる」「一人―」
腕前を見せる場所。活躍の場所。「世界を―に飛び回る」

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百科事典マイペディアの解説

舞台【ぶたい】

演劇,芸能における演技の場の総称。古くは広場や寺社の境内など客席と同一平面にあり,両者の区別はほとんどなかった。古代ギリシアの劇場ではコロスが歌舞する円形のオルケストラがこれに当たり,客席が上方に位置した。
→関連項目一文字演出

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世界大百科事典 第2版の解説

ぶたい【舞台】

一般に,芸能を演じるための場所のうち,演者が観客に演技を見せるために用いる部分をさしていう。しかし,この〈舞台〉と呼ばれる場所は,それだけが独立して存在するわけではなく,つねにそれを包含するある一定の演劇的時空の中に置かれている。したがって,この演技が行われる場所について何かを論じる際には,そのようなものとの関係構造,およびその演劇的時空の性格についての考慮が必要であることにも,留意すべきであろう。

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大辞林 第三版の解説

ぶたい【舞台】

舞踊・演劇・音楽などを行うために設けられた場所。 「 -に上がる」 「 -装置」 「 -衣装」
舞台で行われる芸能。また、その演技。 「 -をつとめる」
技量などを発揮する場。活躍する場。 「政治の-に立つ」
[句項目]

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

舞台
ぶたい

舞台は演技者が演技を行う場として設けられる構築物であり、劇場の重要な構成要素の一つである。演劇の起源が神事、祭事に求められるゆえに、舞台の起源もまたそうした行事に際して行われる舞踏、物語劇のための特定の場の設定に求められよう。当初は演技のための場所さえ確定すればよかったものが、祭祀(さいし)性が薄れ、舞踏や演劇の芸能としての自立が促進されるにつれて、観客席が固定化されて劇場形式が成立し、舞台もまた固定されたものとして観客席との関連において営まれるものとなる。初めはただ平地で演じられるものを周囲から取り囲んで見物する形から、見やすくするために舞台を高くしたり、逆に古代ギリシア劇場のように観客席を高くとることが行われ、さらには仮設の構築から常設の空間へ、また屋外から屋内の空間へと発展していった。
 劇場における舞台のあり方は、張出し舞台と額縁舞台とに大別できる。前者は舞台が観客席の中に突き出したものであり、原則として幕がなく、場面の転換なども観客の面前で行われる。後者はプロセニアム・アーチとよばれる額縁状の構築で舞台と観客席を分かつもので、必要に応じて幕によって舞台空間を観客の目から遮ることができる構造になっている。また舞台は唯一の平面から構成されるのが一般的だが、中国の宮廷劇場、あるいはイギリスのエリザベス朝の舞台のように、層を重ねた立体的な構成をとる例もある。
 世界各地の舞台は一般に張出し舞台から額縁舞台へと展開するが、ヨーロッパで後者の形式が初めて確立したのは、17世紀初めのイタリアにおいてであった。以後この形式が劇場における舞台の主流となるが、20世紀に入ると、舞台と観客の一体化を求める運動から、ふたたび張出し舞台、あるいは舞台の周囲を観客席が取り巻く形式が復活し、前衛的な演劇を中心に多くの試みが行われている。
 日本独特の舞台形式としては、張出し舞台に橋懸(はしがか)りがつく能舞台がある。この起源は神事における控えの部屋から舞処(まいど)への通路にあると思われるが、この部分を独自の時間と空間に属する演技空間として開発したのは、世界の舞台の歴史においても際だった発想といえよう。歌舞伎舞台(かぶきぶたい)の花道は、ひいき客がはな(祝儀)を贈るための仮設の構築に始まるというが、結果的にはこれも観客席を貫くもう一つの演技空間となるに至っている。これらのアイデアは、20世紀初頭以来、世界の演劇革新の運動が着目するところとなった。
 舞台は、もちろん観客席から見える俳優の演技空間のみでは不十分で、場面転換の装置などを収容するために左右の袖(そで)、また奥に広大な空間を必要とし、さらに照明などの設備のためにフライロフトとよぶ高い吹抜けの空間をその上部に必要とする。また、せり上げや回り舞台といった仕掛けが設置されることも多いが、日本の歌舞伎劇場はこれらを18世紀中葉に開発しており、とくに1758年(宝暦8)並木正三(しょうざ)考案の回り舞台は、ヨーロッパに150年ほど先駆けての開発とされている。[横山 正]

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世界大百科事典内の舞台の言及

【歌舞伎】より


【歴史】

[歌舞伎の黎明]
 近世初頭,打ち続いた戦乱に非業のうちに死んだ人たちの魂をまつる御霊会(ごりようえ)にともなった風流(ふりゆう)踊が全国的に大流行した。歌舞伎踊は,この風流踊を母胎とし,中世的な舞とは違って,仮面を着けず,振りをそろえて〈踊る〉舞台芸能として成立する。その最初は,出雲大社の巫女の出身と称し,出雲のお国と名のった女性芸能者が京都にのぼり,〈ややこ踊〉と呼ぶ芸能を演じたのに起こる。…

【劇場】より

…演劇あるいはこれに類する技芸を上演する建物で,大きく分けて演ずる場である舞台と,それを享受する観客席から成る。演劇の場としての劇場の空間構成には,屋外,室内の別を問わず,大別して二つの形態が認められる。…

【舞台美術】より


[世界の表現としての舞台美術]
 かつてW.シェークスピアは〈この世界が舞台である〉(《お気に召すまま》)と書いたが,それと同じように現代の舞台美術は,現代の世界と重なり合っている。現代の演劇が,われわれ現代人にとっての問題を取り扱っているとするならば,その舞台美術は現代の状況を表現していなければならないことになる。…

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