…その後ローマの学士院Accademia Nazionale dei Linceiの会長に選ばれ,終生その地位にあった。数学上の重要な業績は代数幾何学にあり,先輩クレモナLuigi Cremona(1830‐1903),同時代のセグレCorrado Segre(1863‐1924),F.エンリケス,後輩のF.セベリらとともに曲面論を中心として代数幾何学の深い理論を築いたので,これらの人々およびその周辺の代数幾何学者のグループをイタリア学派と呼んでいる。なかでも彼は曲面と曲面との代数的対応についての基礎理論を作り上げた。…
… リーマンの考察は解析的であったが,彼の理論を代数的,幾何学的に再構成し,代数曲線論と呼ぶのにふさわしくしたのはM.ネーターであった。ネーターはさらに代数曲面をも考察し,彼の研究はF.エンリケス,G.カステルヌオーボらのイタリア学派に引き継がれ,20世紀前半に代数曲面論が建設された。一方,こうした代数幾何学の発展に伴って,体の理論や可換環論の発展が促された。…
※「イタリア学派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加