インドアホッケー(その他表記)indoor hockey

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インドアホッケー」の意味・わかりやすい解説

インドアホッケー
indoor hockey

室内競技場で行なうホッケー屋外で行なうホッケーをフィールドホッケー (→ホッケー ) と呼ぶのに対応する。 1955年頃ヨーロッパで始まり,日本では 1966年から選手権大会が開かれた。1チーム6人 (ゴールキーパー1人) 構成の2チームの選手がスティックボールを操作し相手ゴールに入れ,一定時間内での得点を競う。競技場はサイドライン 36~44m,バックライン 18~22mの長方形をなし,床面木製あるいはリノリウム製である。試合時間は前・後半各 15~20分間。フィールドホッケーと異なり,ゴールをねらうとき以外はボールを打つ (ヒット) ことが禁じられ,それ以外はスティックを使ってボールを押し出すように転がしたり (プッシュ) ,ボールの下にスティックを入れて軽くすくい上げたり (スクープ) などする。

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世界大百科事典(旧版)内のインドアホッケーの言及

【ホッケー】より

…試合時間は前半,後半各35分で,ハーフタイム(休憩)5~10分とし,特別な場合を除いてロスタイムは数えない。 インドアホッケーindoor hockeyは1950年ころにドイツで始められたもので,ハレンホッケーHallenhockeyとも呼ばれる。木あるいはリノリウムなどの床をはった室内に,縦36~44m,横18~22mのフィールドを設け,各チーム6人でプレーするが,6人の交代要員が認められる。…

※「インドアホッケー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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