現代外国人名録2016 「ウィリアムドナルドソン」の解説
ウィリアム ドナルドソン
William H. Donaldson
- 職業・肩書
- 金融家 元米国証券取引委員会(SEC)委員長,元ニューヨーク証券取引所(NYSE)会長
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1931年6月2日
- 学歴
- エール大学〔1953年〕卒,ハーバード大学ビジネス・スクール〔1958年〕修了
- 学位
- M.B.A.(ハーバード大学)〔1958年〕
- 経歴
- 1953〜55年米国海兵隊のライフル小隊長として日本と韓国に駐留。ハーバード大学で経営学修士号(M.B.A)を取得後、’59年投資銀行を設立し軌道に乗せる。’73〜74年キッシンジャー国務長官の下、国務次官として政権に参加。’75〜80年エール経営大学院教授、’80〜90年ドナルドソン・エンタープライズ会長兼CEO(最高経営責任者)を経て、’90〜95年ニューヨーク証券取引所(NYSE)会長。2000〜2001年大手生保エトナの会長兼CEOとして経営建て直しに尽力。2003年2月証券取引委員会(SEC)委員長に就任。エンロンなどの不正会計事件を受けて、不正取引などに関与した企業に巨額の制裁金を科したり、ヘッジファンドの規制厳格化を推進した。2005年6月辞任。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報