ウォストーク基地(読み)ウォストークキチ(その他表記)Vostok Station

デジタル大辞泉 「ウォストーク基地」の意味・読み・例文・類語

ウォストーク‐きち【ウォストーク基地】

ボストーク基地

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウォストーク基地」の意味・わかりやすい解説

ウォストーク基地
うぉすとーくきち
Vostok Station

南極氷床上の南緯78度28分、東経106度48分にあるロシア連邦観測基地。標高3488メートル。1957年12月16日に開設され、気象、超高層物理、地磁気雪氷、人体生理の観測を続けている。開設以来、夏期隊員は年平均25名、越冬隊員は年平均13名。氷床の深層掘削を行っており、1982年6月に約2000メートルに達した。83年7月21日に、地球表面での最低気温零下89.2℃を記録した。

[楠 宏]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android