ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「うっ滞性皮膚炎」の意味・わかりやすい解説 うっ滞性皮膚炎うったいせいひふえんstasis dermatitis うっ滞性湿疹ともいう。血行障害のため皮下静脈の怒張や静脈瘤のある下肢に生じた湿疹性病変で,しばしば色素沈着を伴い,かゆくて掻くためにびらん化し,さらに進むと循環障害のためにしばしば潰瘍形成をみる。静脈瘤を基礎疾患とするので治りにくい。自家感作性皮膚炎の原発病巣となることもある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by