うっ開く(読み)うっぴらく

精選版 日本国語大辞典 「うっ開く」の意味・読み・例文・類語

うっ‐ぴら・く【うっ開】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 ( 「うっ」は接頭語 )
  2. 閉じていたものをあける。
    1. [初出の実例]「扇を左へ取て、うつひらきて、押して廻りなどする」(出典:申楽談儀(1430)定まれる事)
  3. 身をかわす。
    1. [初出の実例]「扨(さて)もはやひやつじゃ、やっといふ。うっひらく」(出典:虎明本狂言・文相撲(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 申楽談儀 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む