うんつく太郎左衛門(読み)うんつくたろうざえもん

精選版 日本国語大辞典 「うんつく太郎左衛門」の意味・読み・例文・類語

うんつく‐たろうざえもん‥タラウザヱモン【うんつく太郎左衛門】

  1. 〘 名詞 〙 知恵のない人、のろまな人、気の利かない人、間のぬけた人などを人名になぞらえた言い方。うんつく太郎右衛門。うんつく孫左衛門。うんつく太。
    1. [初出の実例]「告文(こくぶん)を読んでうんつく太郎左衛門」(出典:雑俳・川傍柳(1780‐83)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android