最新 地学事典 「エクマン-バージ採泥器」の解説
エクマン-バージさいでいき
エクマン-バージ採泥器
Birge-Ekman grab
湖沼・浅海で用いられる小型のグラブ採泥器。ワイヤの先端に取り付けて海底(湖底)へおろしたのち,メッセンジャーを落として頭部のトリガーを作動させると,バネ仕掛の2枚の底ぶたが閉まり底質を切り取る。大型のもの(底面の一辺が約30cm)に鉛板などのおもりを抱かせると,100m程度の水深でも使用可能。本体が箱型のため,底質が軟らかい場合には不攪乱の状態で採取できる。正式にはバージ─エクマン・グラブ採泥器(Birge-Ekman grab)であるが,日本では考案者の名前が入れ代わってエクマン-バージ採泥器と呼ばれる。
執筆者:中尾 征三
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

