エグゾセ(その他表記)Exocet

翻訳|Exocet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エグゾセ」の意味・わかりやすい解説

エグゾセ
Exocet

フランスの空対艦ミサイル。派生型に地対艦 (艦対艦) ミサイルもある。発射後海面上数mの低空を飛行するのでレーダに探知されにくい。 1982年のフォークランド戦争でアルゼンチン空軍機が使用し,イギリス海軍駆逐艦『シェフィールド』を沈めたことで一躍有名となった。主要目は,AM-39空対艦ミサイルで,射程 50km,速度マッハ 0.9,全長 4.7m,直径 35cm,発射重量 652kg,推進方式固体燃料,弾頭は 165kg成形炸薬弾頭。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む