低空(読み)テイクウ

デジタル大辞泉 「低空」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「低空」の意味・読み・例文・類語

てい‐くう【低空】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 空の低いところ。地面・水面に近い空間。
    1. [初出の実例]「手の届きさうな低空を、雪雲が横飛びに飛んだ」(出典:海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹〉三)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐別房太尉墓詩〕
  3. ( ━する ) 「ていくうひこう(低空飛行)」の略。
    1. [初出の実例]「飛行機は低空して我々の頭上に来た」(出典:麦と兵隊(1938)〈火野葦平〉五月一六日)

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普及版 字通 「低空」の読み・字形・画数・意味

【低空】ていくう

空から垂れる。唐・杜甫〔房太尉((かん))の墓に別る〕詩 他、復(ま)た行役す 馬を(とど)めてに別る くして、乾土無く に低(た)れて、斷雲

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