エッピングフォレスト(その他表記)Epping Forest

翻訳|Epping Forest

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エッピングフォレスト」の意味・わかりやすい解説

エッピングフォレスト
Epping Forest

イギリスイングランド東部,エセックス県南西部の地区。グレーターロンドン北東に接する。地区一帯はエッピング,ヘーノートなどの森林が広がるなだらかな丘陵地帯で,その風物はチャールズ・J.H.ディケンズの歴史小説『バーナビー・ラッジ』Barnaby Rudge(1841)に描かれ,ディケンズゆかりの旅館キングズ・ヘッド・インも残っている。エッピングの森はかつては王室の狩猟林で,今日ではロンドン市(シティ)が管理している。エッピングは商業中心地で,チグウェルロンドンの郊外住宅地。面積 340km2。人口 12万888(2001)。

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世界大百科事典(旧版)内のエッピングフォレストの言及

【都市林】より

…したがって都市林は〈都市の生活圏域にあって,自然的レクリエーション機能を介して市民生活と深いかかわりあいをもつ公有林〉(高橋理喜男)ということができる。このような都市林のなかで長い歴史をもつ代表的なものに,グリューネワルトGrünewald(ベルリン),アイレンリーデEilenriede(ハノーファー),ウィーンの森Wienerwald,エッピング・フォレストEpping forest(ロンドン)などがある。【井手 久登】。…

※「エッピングフォレスト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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