山川 世界史小辞典 改訂新版 「エマル」の解説
エマル
Emar
北シリアの古代都市。メソポタミアとシリアを結ぶユーフラテス川の渡河地点に位置し,前3~前2千年紀に重要都市として栄えた。1970年代にメスケネ(ユーフラテス川東岸,テルカ・ダム建設のため現在アサド湖に水没)と同定されて発掘が行われ,前14~前12世紀の楔形文字粘土板文書が出土した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
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