エリザベス女王杯(読み)えりざべすじょうおうはい

知恵蔵mini 「エリザベス女王杯」の解説

エリザベス女王杯

日本中央競馬会(JRA)の重賞(GI)競走で、その年最強の牝馬を決める決定戦。京都競馬場の芝・外回り2200メートルで行われる。出走馬は原則サラブレッド系3歳以上のJRA所属の競走馬、地方所属の競走馬、外国調教馬(9頭まで)で、出走枠は18頭という条件。2012年までに開催は37回を数え、1着賞金は9000万円(12年現在)。前身は1970年から75年まで開催されたビクトリアカップで、76年にエリザベス女王杯に改称された。95年以降は秋華賞、京都大賞典、府中牝馬ステークスのいずれかで2着以内に入った地方所属馬に出走資格が与えられ、99年からは外国調教馬も出走可能となった。出走馬の馬齢は幾度かの変更を経て、2001年より現在の3歳以上となっている。

(2012-11-12)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「エリザベス女王杯」の解説

エリザベス女王杯

京都競馬場で開催される中央競馬の競走。牝馬(ひんば)のみ出走可能。1975年のイギリス女王・エリザベス2世来日を記念して創設された。

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