オランダガラシ(その他表記)Nasturtium officinale(Roripa nasturtium-aquaticum); water cress

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オランダガラシ」の意味・わかりやすい解説

オランダガラシ
Nasturtium officinale(Roripa nasturtium-aquaticum); water cress

アブラナ科多年草で,清流中に繁茂する。ヨーロッパ原産であるが,明治初期に渡来し,栽培されたものが各地で野生化している。若い茎葉はほろ苦みがあり,サラダ,つけ合せなどに用いる。フランス名のクレソン cressonと呼ばれることが多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のオランダガラシの言及

【アブラナ(油菜)】より

…若葉や花序はカラシナ特有の辛みがあり,漬物にするとおいしい。(2)オランダガラシNasturtium officinale R.Br. ヨーロッパ原産。栽培品はクレソンの名でサラダや,肉料理の添えものに広く利用されている。…

【クレソン】より

…アブラナ科の多年生水生植物で,ウォータークレスwatercress,オランダガラシ,ミズガラシ,クレッソンともいう。ヨーロッパの原産で,日本には1870‐71年に渡来し,急流の川岸,緩流の小川に群生し,野生化している。…

※「オランダガラシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む