最新 世界スポーツ人名事典 「オリバーカーン」の解説
オリバー カーン
Oliver Kahn
サッカー
生年月日:1969年6月15日
国籍:ドイツ
出生地:バーデン・ビュルテンベルク州カールスルーエ
経歴:父はプロのサッカー選手。6歳の時カールスルーエのユースチームに入り、西ドイツ代表のゼップ・マイヤーの影響を受けてゴールキーパー(GK)となる。1987年カールスルーエでプロデビュー。’94年当時のドイツ人GKとしては史上最高額の3億円でバイエルンに移籍。’95〜96年UEFA杯優勝。2001年欧州チャンピオンズリーグ決勝でPK戦にもつれ込んだ際には、7本中3本を止めるなどの活躍を見せチームの25年ぶりの優勝に貢献、MVPを獲得した。同年トヨタ杯でチームを世界一に導く。同年3年連続欧州最優秀GKに。2003年2月対ハンブルガーSV戦で高原直泰選手にブンデスリーガ無失点記録を802分で止められた。ブンデスリーガ557試合に出場し、優勝7回。一方、1995年6月対スイス戦でドイツ代表デビュー。’98年W杯フランス大会は控えだったが、2000年欧州選手権で正GKの座を獲得。2002年主将として臨んだW杯日韓共催大会は鉄壁守備でドイツの準優勝に貢献し、GKとしては史上初めてゴールデンボール賞(最優秀選手賞)を獲得。“世界一のGK”と称された。2006年地元でのW杯ドイツ大会はレーマンに正GKの座を明け渡し、ポルトガルとの3位決定戦でゴールを守り、大会後代表を引退。国際Aマッチ86試合出場。2008年引退。
出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報