お国(読み)おくに

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「お国」の解説

お国
(通称)
おくに

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
泰平阿国歌舞伎 など
初演
宝永6.11(江戸山村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のお国の言及

【出雲のお国】より

…於国,阿国,国,郡,久仁,おくに,くになど,さまざまに記されている。お国の出自や経歴については,確実な資料がまったくない。巷説では出雲大社の巫女(みこ)とされているが,地方から京に上った歩き巫女の一人であったとする説や,洛北出雲路河原の時宗鉦打聖の娘との説もある。…

【お国歌舞伎】より

出雲のお国の創始した芸能。1603年(慶長8),京都において出雲のお国と称する女性芸能者が,当時横行していたかぶき者と呼ばれる意気がった若者たちの,茶屋女に通う姿に男装して扮し,流行歌や踊をまじえて演じ,歌舞伎踊として人気を博した。…

※「お国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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