法則の辞典 「カシミールの関数」の解説 カシミールの関数【Casimir's function】 原子核の四極子と,その周囲の電荷分布との相互作用を表す式に含まれる関数.このような相互作用は一次摂動論によるとWQ=-eqQf(I,J,F)の形になるが,この f(I,J,F)のことをいう.eqQ は核四極結合定数を表している.I と J はスピン量子数と回転量子数,F は I+J(ベクトル和)である. ここで C=F(F+1)-I(I+1)-J(J+1)である. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報