カシュガイ族(読み)カシュガイぞく(その他表記)Qashqā'ī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カシュガイ族」の意味・わかりやすい解説

カシュガイ族
カシュガイぞく
Qashqā'ī

イラン南部の有力な部族連盟。トルコ語方言を話し,イスラム教十二イマーム派 (→シーア派 ) の教徒で,人口は 75万 (1993推計) 。この約半数が遊牧生活を続け,毎年牧草を求めて約 560kmの距離を移動する。シーラーズ集団本部があり,その北部郊外グユムに全集団が毎年移動の際に集合する。羊を飼い乗用にはらくだや馬が用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む