かね金山寺(読み)かねきんざんじ

精選版 日本国語大辞典 「かね金山寺」の意味・読み・例文・類語

かね‐きんざんじ【かね金山寺】

  1. 朝鮮半島全羅北道金堤郡の母岳山にある曹渓宗本山正称は母岳山金山仏寺。百済の五九九年創建。大寂光殿・彌勒殿(李朝木造)は国宝。中国鎮江の径山寺(きんざんじ)と区別するため、「きん」が「径」でなく「金」であることを示す「かね」をつけて呼んだもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android