…やがて鉄の焼型にはさんで焼くようになり,また,鶏卵,みそ,ゴマ,ケシなどの副材料を配合するなどして,小麦粉系のせんべいは多彩になっていった。現在の小麦粉系のものでは,瓦せんべいや亀の子せんべいなどは形状によって名づけられたものであり,玉子せんべい,小豆せんべい,みそせんべいなどは副材料による名であり,その中には鉱泉水を使ったカルルスせんべい(鉱泉せんべい)のようなものもある。薄焼きにしたものをそのまま,あるいは有平糖などを芯にして巻きこんだのが巻きせんべい,あるいは巻絹(まきぎぬ)と呼ばれるもので,これは宝永(1704‐11)ごろから江戸吉原の名菓として有名であった。…
※「カルルス煎餠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...